ソフトウェアエンジニアもボリュームゾーンが高齢化してきたせいか、はたまた業界が成熟してキャリアパスを考えられるようになってきたのか、最近はキャリアに関する書籍の出版も目立つようになってきました。
スタッフエンジニアに関する書籍としてはWill LarsonさんのStaff Engineer: Leadership beyond the management track(日本語版)もありましたが、本書は原著もこの本が出たあとに書かれたようで、そちらを参照している箇所もあります。
Will Larsonさんの書籍がスタッフエンジニアとは何なのか?ということを説明することに主眼を置いていたのに対し、こちらはスタッフエンジニアの中でもマジョリティであろうマネジメント寄りのロール(Will Larsonさんの書籍だとテックリードに分類される?)において必要なスキルや問題への対処法といった実践的な内容(読んでいて耳が痛くなる箇所や、いちいち頷いてしまう箇所ばかりでした)になっているのですが、やはりエンジニアとして生きていくにしてもこういった世渡りは避けられないのかと考えると夢がないなと感じてしまう部分もありますw
翻訳本ですが日本語もとても読みやすく、スタッフエンジニアというタイトルに関わらず、開発チームやプロジェクトをリード/マネジメントするすべての方におすすめしたいと感じる一冊でした。
