GitBucket 3.9をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースGitHubクローン、GitBucket 3.9をリリースしました。

https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/3.9

GFMのインライン改行をサポート

GitHubと同様、Markdownで改行した場合は<br>タグとしてレンダリングされるようになりました。

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Webフックの改善

プルリクエストへのレビューコメントの登録時もWebフックが呼び出されるようになりました。

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また、Webフックの設定画面でWebフックのリクエスト、レスポンスを確認できるようになりました。

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Solidbaseの開発を開始しました

現在、GitBucketはバージョンアップ時の自動マイグレーションのために独自のマイグレーションシステムを使用していますが、GitBucketではJGitやファイルシステムマイグレーションが必要になるケースになることがあったり、H2以外のデータベースをサポートしたいという要望に応えることができなかったり、マルチテナントに対応していないためプラグイン用に別途マイグレーションシステムを提供していたりと機能面で不足を感じていました。

そのため、GitBucketプロジェクトではSolidbaseという新たなマイグレーションシステムの開発に着手しました。

github.com

Solidbaseは以下のような特徴を持っています。

GitBucketプロジェクトでは将来的にGitBucketのマイグレーションシステムをSolidbaseに移行することを想定して開発を進めています。

この他にも様々な改善やバグフィックスを行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。