S2JDBCの2WaySQLが利用可能なデータベースアクセスライブラリ、Mirage 1.1.0をリリースしました。
今回の修正点、新機能は以下の通りです。
- スタンドアロンでの利用時にコネクションプーリングを行うためのDBCPSessionImplを追加しました。
- Google Guiceでの利用時にトランザクション制御を自動的に行うための@Transactionalアノテーションを追加しました。
- MockSqlManagerでストアドプロシージャ/ファンクションのテストもサポートしました。
今回はそれほど大きな機能追加はありませんが、単独でコネクションプーリングを行えるようになったので、簡単なWebアプリケーションなどでも使いやすくなっているのではと思います。
あと、ドキュメントには書いていないのですが、Mirageはアプリケーションサーバのデータソースからコネクションを取得するConnectionProviderも持っています。ただ、これらのConnectionProviderはDIコンテナと組み合わせて使用することを想定しているため、Mirageを単独のライブラリとして使用する場合はそのままでは利用できない感じになっています。このあたりは今後改善して、Mirage単独での利用時もConnectionProviderを差し替えられるようにしたいです。