今シーズンのフラム

夏の移籍市場も今日が最終日。ということでフラムの補強のまとめです。

IN

OUT

ストックデールはレンタルから戻ってきているのかな?あと、OUTはデンプシーも出て行くことになるでしょう。本人はCLに出場できるクラブを希望しているようですが、果たして移籍先はどこになるのでしょうか(追記:結局トットナムに600万£で移籍とのこと。なんかもう少し高く売れそうな気もしますが、契約も残り一年でしたし本人も移籍を希望していたようなので仕方ないですかね…)。
あと、もともとレンタルでしたが、昨シーズン後半戦ゴールを連発していたポグレブニャクはレンタル元のシュツットガルトとの契約も切れてフリーな状態だったのですが、フラムには留まらずレディングと契約したようです。お金の問題だったと言われていますが、フラムで活躍していたので残って欲しかったですね。
こうやって見るとINに関しては右サイドバックのリーターを除けばすべて攻撃的な選手で、前線の強化に的を絞っているのがわかります。もともとシュウォーツァーとハンゲランドを中心とした守備には定評がありますし、デンプシーやデンベレといった攻撃の中心選手の放出、ダフの高齢化などもあるので理に適った方針といえます。戦力的にはデンプシー、デンベレ、マーフィーの退団を充分に補うことのできる戦力が揃ったといっていいでしょう。
ベルバトフはフラムにとっては珍しい即戦力ビッグネームの補強ですが、バーゲン価格のようですしヨルがスパーズ時代の監督だったということもあり、なかなか面白い補強かなと思います。ただ、ベルバトフの加入で前線がややダブつき気味な感があります。あと、開幕から若手のカカニクリッチが好調なようですが、出番が限られてしまうのではないかな…というのが気になるところです。
そういえばフラムといえばマルブランクがリヨンと契約したとのニュースが流れていました。

マルブランクはフランス代表経験もありますが、国際的にはそれほど知名度のない選手だと思います。ただ、フラム在籍時は一番人気でしたし、右サイドから重心の低いドリブルで切り込んでいたのが記憶に残っています。フラムのあとに移籍したトットナムサンダーランドでも常に主力としてプレーしていましたし、高い攻撃センスを持つ選手なのでリヨンでも活躍を期待したいところです。