GitBucket 4.41.0をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースのGitサーバ、GitBucket 4.41.0をリリースしました。

https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/4.41.0

このバージョンでの大きな変更および新機能は以下の通りです。

プルリクエストのUIをシンプルに

プルリクエスト画面のマージボタン周りを若干シンプルにしました。これまでより少ないアクションかつわかりやすいUIでマージできます。

イシュー、プルリクエスト画面でのキーワード検索

イシュー、プルリクエスト画面の検索ボックスでキーワード検索も可能になりました。キーワードを入力して検索するとキーワード検索結果画面にリダイレクトされます。

Diffの最大表示設定

GitBucketで巨大なDiffを表示するとブラウザが重くなることがあります。これを回避するため、これまではGitBucket内部で最大表示ファイル数を固定で持っていたのですが、Diffの最大表示ファイル数と最大表示行数を管理画面で設定できるようになりました。

外部リポジトリクローン時のデフォルトブランチ

外部リポジトリをクローンしてリポジトリを作成する際、これまではデフォルトブランチとしてGitBucketのデフォルト設定が適用されていたのですが、このバージョンからはデフォルト設定のブランチが存在しない場合、mastermainのいずれか存在する方が自動で設定されるようになりました。

今回のバージョンではこの他にもバグ修正、パフォーマンス改善、内部ライブラリの更新などを行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。