Mirage 1.1.5をリリースしました

S2JDBCの2WaySQLが利用可能なデータベースアクセスライブラリ、Mirage 1.1.4をリリースしました。

今回の新機能・修正点は以下の通りです。

  • ResultSetMetaData#columnNameと@Column#nameの大文字・小文字が違ってもDefaultResultEntityCreatorが@Columnアノテーションを検出することができるようになりました
  • Guice用のMirageModule内のTransactionInterceptorの参照先が間違っていたのを修正しました

あとはmirage-scala 0.0.4のための修正がメインです。

mirage-scala 0.0.4をリリースしました

mirage-scalaS2JDBCの2waySQLが使えるJava用データベースアクセスライブラリMirageをScala向けにラップしたものです。

今回のバージョンでの変更点は以下の通りです。

  • SqlManagerでClassオブジェクトでエンティティの型を指定していた部分をジェネリクスの型パラメータで指定できるようにしました
  • プライマリキーに対応するプロパティをPk型でラップできるようにし、DB側で自動採番する場合はAutoというオブジェクトで指定できるようにしました
  • エンティティをケースクラスで実装する場合のデフォルトコンストラクタが不要になりました

今回のバージョンアップでケースクラスをエンティティとして使いやすくなったと思いますので、ドキュメントもエンティティはケースクラスで実装する方法を前提とした記述に修正しました。
あと、今回のバージョンからScala 2.9.1、2.9.1-1、2.9.2でクロスビルドするようにしています。