Java逆引きレシピ 第2版が発売されます

5年ほど前に翔泳社さんで共著で執筆させていただいた逆引きJavaレシピの改訂版が発売になります。

Java逆引きレシピ 第2版 (PROGRAMMER’S RECiPE)

Java逆引きレシピ 第2版 (PROGRAMMER’S RECiPE)

第一版の内容をベースにしつつ、大きなトピックとしてはJava 11、JUnit 5に対応しています。Java 11については執筆期間などの問題や、本格的な採用はこれからということを考えると情報がまとまっていた方がキャッチアップにも役立つのではということで、最後の章にまとめる形にしました。

今回の執筆にあたりJava 9以降の変更を改めて振り返ってみて、ここ数年でJavaも大きく変化しているということを実感しました。これまで言語として安定しているという点は良くも悪くもJavaの大きな特徴の1つでもあったわけですが、今後は開発言語としてJavaを採用する場合でもきちんと新しいバージョンをキャッチアップしていくことができるのか?ということを考えないといけないのかもしれません。

作業自体は昨年の夏頃から始めていたのですが、Java 11のリリースを待つ必要があり、だいぶ時間がかかってしまいました。また、改訂作業なので楽かと思いきや、第一版の原稿に校正作業で入れた変更を反映したり、正誤表の内容を反映したりといった事前作業だけで数ヶ月かかってしまったり、個人的にも転職を挟む形になってしまうなど、しんどい部分も多かったですがなんとか予定通り出すことができてようやく一区切りという感じです。