GitBucket 4.36.0をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースのGitサーバ、GitBucket 4.36.0をリリースしました。

https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/4.36.0

リポジトリビューアでのタグ選択

リポジトリビューアのブランチ選択用プルダウンでタグを選択することもできるようになりました。

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リポジトリのIssue/Pull Requestへのリンク

これまでもマークダウン内での#123のような記述はリポジトリ内のIssue/Pull Requestへのリンクとしてレンダリングされていましたが、これに加えてuser/repo#123のような記述で別リポジトリのIssue/Pull Requestへのリンクを生成できるようになりました。

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差分ビューのファイル、行へのリンク

差分ビューで各ファイル、行にリンク用の識別子が生成されるようになりました。以下のようにしてリンクすることができます。

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XSSプロテクション無効化オプションを追加

リポジトリビューアではXSS防止のため特定の種類のファイルは描画しないようになっていますが、この挙動をリポジトリのオプションで変更できるようになりました。このオプションはGitリポジトリに格納されているこれらのファイルをHTML等に貼り付けたい場合に利用できますが、公開リポジトリでは有効にしないよう注意してください。

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今回のバージョンではこの他にも様々な改善やバグフィックスを行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。