IntelliJで最も使いやすいMarkdownプラグイン

以前こんな記事を書いたんですが常用には至らず、JetBrains製のMarkdownプラグインも最近になってLanguage Injectionに対応したことで複数行のコードブロックの編集が驚異的にやりにくくなってしまったり、そもそもプレビューも微妙だったりとMarkdownの編集に関しては苦難の日々を送っていました。

takezoe.hatenablog.com

で、最近見つけたのがMultiMarkdownというプラグインです。

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このプラグイン、pegdown(JavaのMarkdownパーサでは最もまともなもののうちの1つ)をフォークして独自に拡張したものを使っているだけあり、他のMarkdownプラグインと比べるとGFMのプレビューもなかなかいい感じです。*1

コードブロックの背景や、テーブルはセルごとに色分けされるなどシンタックスハイライトがちょっとウザすぎる感があるものの、現状IntelliJで使えるMarkdownプラグインの中では最も使いやすいものであることは間違いないと思います。

なお、このプラグインOSSではあるのですが、ライセンスを購入すると以下のような機能*2が利用可能になるようです。

  • エディタを分割してプレビューと同時に表示
  • [TOC]エクステンションのサポート
  • コードブロックでのLanguage Injectionの利用
  • Markdown変換後のHTMLを参照する機能
  • プレビュー時に適用するCSSのカスタマイズ
  • リンクの入力の際のファイルパスやアンカーの補完
  • 見出し更新時のアンカーリンクのリファクタリング

30日間無料でトライアル可能なので試してみてメリットありそうであればライセンスの購入を検討してみるのもいいかもしれません。*3

*1:画像はインラインだと表示されないみたいな細かい部分を除けばテーブルなども含め概ねちゃんとプレビューできます。

*2:ここに有償版と無償版の機能の比較表があります。

*3:でも、個人的にはこれだけで年間$19.99はちょっと高いかなっていう気がします…。