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普通のやつらの上を行け ---Beating the Averages---

普通のやつらの上を行け ---Beating the Averages---という有名なエッセイがあります。

これは今はY Combinatorの創始者としてお馴染みのPaul Graham(既にY Combinatorの代表を辞任することが発表されていますが)がその昔自身のViawebというスタートアップを創業した際、開発言語としてLispを採用したことでサービスの開発速度を上げることができ、他社に対する大きなアドバンテージとなった、という話です。

僕は若いころにこの文章を読んで「Lispすげー!!」「Lispをやればお金持ちになれるに違いない!!」と思い、Common Lispを勉強するきっかけになりました。単純ですねw とはいえ実際のところLispという言語が与えてくれる示唆は他の言語では得られにくいものが多く、実際に使うかどうかは別としてLispを勉強することはプログラマにとって非常に有意義なものであると思います。

それはさておき、このエッセイで重要なのはLispがすごいということではなく、「他の人がやらないことをやらなければ他の人より上には行けない」という点です。

もちろん、他の人と違うことをやると言ってもただ単にマニアックな技術を使えばよいというものではありませんが、相当ニッチな領域であっても、そのスキルを突き詰めれば強力なアドバンテージになるケースも多いです。要は何を自分の武器としていくのかという見極めと、そこに向かって突き詰めていくモチベーションが大切だということです。

まだ「これが自分の武器だ!」という足場が固まっていない若い人にこそこのエッセイを読んで欲しい、そして自分だけの武器を持つエンジニアに育って欲しいと願うとともに、自分もそういった武器を作っていかなくてはと思う次第です。