GitBucket 3.11をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースGitHubクローン、GitBucket 3.11をリリースしました。

https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/3.11

Scalatraを2.4にアップグレードしました

Scalatraを最新の2.4にアップグレードしました。

これによって既存のいくつかの問題点が解消しています。中でも大きなものは、リポジトリビューアでのRawファイルのダウンロード速度に関する問題です。また、warファイルのサイズも大幅に削減されています。

Wikiのサイドバーとフッター

_Sidebar_Footerというページを作成するとWikiページのサイドバー、フッターとして表示されるようになりました。

f:id:takezoe:20160124221129p:plain

ブランチプロテクション

リポジトリの設定画面からブランチプロテクションの設定を行えるようになりました。

f:id:takezoe:20160124221138p:plain

プロテクトされたブランチへのforce push、ブランチの削除、ステータスチェックが成功していないコミットのpushはリジェクトされます。

なお、この機能はReceiveHookという新しい拡張ポイントを使用して実装されています。この拡張ポイントを使用することでブランチプロテクションのようにリポジトリへのpushをフックするプラグインを作成することができます。

最近更新したリポジトリの表示件数

アクティビティタイムラインのサイドバーに表示される"Recent updated repositories"の初期表示件数を"Your repositories"と同じく先頭の20件に制限するようにしました。

f:id:takezoe:20160124221603p:plain

Issuesの表示をGitHubにより近く

Issuesの詳細画面でのアクションの表示がGitHubにより近くなりました。

f:id:takezoe:20160124221203p:plain

ラベル編集のためのWeb API

イシューのラベルの参照、登録、更新、削除を行うためのWeb APIが実装されました。以下のGitHubAPIと互換性があります。

この他にも様々な改善やバグフィックスを行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。