ソフトウェアデザイン2016年12月号

会社の同僚であり、若者であり、エモジニアである@todokr文字コード特集の記事を執筆したとのことでゲットしてみました。

第2特集ということではありますが、文字コードの基礎からHTML、JavaRubyMySQLでの文字コードの扱いについて解説されています(RubyMySQLについてはとみたまさひろさんが執筆されています)。

最近はWeb開発に携わっていても文字化けなどに悩まされることは減ってきたような気がしますが、インターネット上にはまだまだShift_JISEUC-JPといった文字コードを使用しているサイトも多数存在しますし、一方で絵文字の扱いといった新たなトピックも出てきています。そもそもWebとテキストは切っても切れない存在ですから、文字コードの基礎を押さえておくことはWebエンジニアにとって有益なことなのではないかと思います。

また、個人的には第1特集のNoSQLもさることながら、第3特集のITむかしばなしスペシャルが面白かったです。むかしといっても80年代〜90年代という、これを読んで懐かしくなるのはおそらくアラフォー以降の世代であろうという真の昔話です。この記事を現代の若者が読んで一体どのような感想を持つのだろうかというのはかなり気になるところなので是非若者に読んで欲しいという気持ちになりました。

紙媒体の雑誌を手に取ることは最近本当に少なくなりましたが、やはりオンラインの情報だけだと自分の興味ある分野しか見に行かなくなりがちです。専門分野外の情報のインプットのためにも、バリエーション豊かな記事が掲載されており気軽に読むことのできる雑誌はいいものだと改めて感じました。