Scala Love Conferenceをライブストリーミングで視聴していました

今年はコロナウィルスの影響でScala Daysが延期されてしまったのですが、Scala Loveポッドキャストを配信しているOliさんの主催で先週末にScala Love Conferenceというオンラインカンファレンスが開催されました。

初開催にも関わらず、2トラック構成で休憩も挟みつつ約14時間の長丁場、小田好先生のキーノートもあり、さらには直前になってJetBrains社の提供により3つめのトラックが追加され、さらに当日はTwitchでのライブストリーミングも提供され事前登録者以外にも多くの方が視聴されていたようです。

自分は開催日を認識した時点ですでに参加登録が終了していたのですが、Twitchでライブストリーミング配信が行われていたので、途切れ途切れではありますがいくつかのセッションを視聴させていただきました。スケジュールは以下の通りで、自分は主にJoyルームのセッションを視聴していましたが、両ルームで面白そうなセッションがあった時間帯はブラウザ二枚で同時に視聴したりしていました。

セッション内容について

Li Haoyiさんのティラミスへの拘りとか、小田好先生のインデント構文への入れ込みようが強く記憶に残っています。Li Haoyiさんはとにかくあらゆる車輪を再発明しまくることで知られていますが、それらのLi Haoyiスタックを使ってScalaを学習するための本を執筆中なのだそうです。相変わらずパワフルですね。

Yokotaさんのsbtのセッション、SebastienさんのScala.jsセッションも今後の展望など参考になりました。Scala.jsの最適化はかなり頑張っていて、JVMと比べると数倍程度遅くなるものの手書きのJavaScriptより速くなることもあるとのことです。Yokotaさんの転職先は…大変気になりますね…。

James Wordさんのセッションはsbt-native-packagerを駆使してパッケージング&デプロイを行うライブデモだったのですが、Dockerイメージの各レイヤをビジュアルに確認できるdiveコマンドを使っていて便利そうだなぁと思いました。

LukaさんのMonoidのセッションもわかりやすい説明で面白かったです。後半はだいぶ眠くなってしまって記憶がほぼないので動画が公開されたらもう一度見直したいです。そういえばZLayer(ZIO用DIライブラリ)のセッションではAirframeも名前が出ていました。

オンラインカンファレンスについて

さて、オンラインカンファレンスのメリットとして現地に行かなくてもよいので参加しやすいという点はあるのですが、やはり時差問題は大きく、特に今回のScala Love ConferenceはEUタイムゾーンで朝から夜遅くまでというスケジュールだったのでEU在住の方以外は完走するのは中々厳しかったのではないかと思います。

自分も最後のScala Nativeのセッションを楽しみにしていたのですが、日本時間の朝まで起きていることができず残念ながら視聴することができませんでした。とはいえ、別タイムゾーンで複数日開催だとそれはそれでキツイので長時間でも1日開催の方がマシなのかもしれません。

また、個人的に重要だなと感じたのは、主催者の方々含め全員がリモートから参加している様子が見えることで、オフラインカンファレンスのストリーミングを視聴しているのとは違って、自分もカンファレンスに参加しているという感覚をちゃんと感じることができたという点です。これは実際にリアルタイム視聴してみての発見ですね。

今回は自宅に引きこもって悶々としているこのタイミングでこのようなイベントを視聴できとても良い気分転換になりましたが、いずれまたオフラインカンファレンスが何の障害もなく開催できるようになっても、引き続きオンラインカンファレンスがコミュニティイベントの1つの形として普及すると良いなと感じました。

まとめ

Scala3、光曲社のムーブ、そういえばScala Centerも気づけばすっかりメンバーが変わってしまいました。今回はコロナウィルスの影響でScala Daysの延期、そしてオンラインカンファレンス開催と予測不可能なことばかりです。2020年はScala業界にとっても節目の年になるのかもしれません。

ふと思ったのですが、ブログ用の写真とか撮れないのはオンラインカンファレンスのデメリットかもしれないですねw