GitBucket 4.38.0をリリースしました

Scalaで実装されたオープンソースのGitサーバ、GitBucket 4.38.0をリリースしました。

https://github.com/takezoe/gitbucket/releases/tag/4.38.0

イシュー、プルリクエストでカスタムフィールドを定義可能に

イシュー、プルリクエストに追加情報を入力するためのカスタムフィールドを追加できるようになりました。

カスタムフィールドはリポジトリの設定ページから追加・削除が可能です。

イシュー、プルリクエストで複数ユーザのアサインに対応

イシュー、プルリクエストで複数のユーザをアサインできるようになりました。

ユーザ自身でのパスワードリセットをサポート

ユーザがパスワードを忘れてしまった場合など、ユーザ自身でパスワードのリセットを行えるようになりました。

なお、この機能はデフォルトでは無効になっており、有効にするにはGitBucketの管理者が管理画面で設定を行う必要があります。リセット時にはメールを送信するため、SMTPの設定も必要になります。

Markdownでのテーブルのレンダリングを改善

Markdownで横幅が広すぎるテーブルの場合、これまではブラウザの表示領域を貫通して表示されてしまっていましたが、横スクロールバーを表示して表示領域内に収まるようになりました。

Jettyのアイドルタイムアウト時間を設定可能に

スタンドアロンモード起動時に指定可能なオプションとして --jetty_idle_timeout という新しいオプションが追加され、Jettyのアイドルタイムアウト時間を設定できるようになりました。デフォルトは300000(= 5分)です。

今回のバージョンではこの他にも様々な改善やバグフィックスを行っています。詳細についてはIssueの一覧をご覧ください。