ここ最近、また何冊かScalaの本が出ていますね。Scalaの教育には課題を感じており、良い入門書はないかなとずっと思っていたのですが、こんな本が出ていました。
- 作者: 池田成樹
- 出版社/メーカー: カットシステム
- 発売日: 2015/10
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ざっと目を通してみたのですが、Java経験者向けにScalaの文法を解説する、というコンセプトのようです。その割には説明が不足していたりわかりにくかったりして、すでにScalaをやってる人であればわかるけど、想定読者は理解できないのではと思われる部分が見受けられました。サンプルコードにも不自然なものがあり、極端に悪くはないけどこれでScalaを学ぶことを人に勧めるのはちょっと躊躇するかな…という感想です。
個人的にはプログラミング初心者がScalaでプログラミングを学習するための教材があるといいなぁと思うのですが、需要ないですかねぇ。