2021年の振り返り

今年も年末ということで毎年恒例の振り返りをしてみました。

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引っ越した

以前住んでた家はとても気に入っていて20年近く住んでいたのですが、リモートワークで自宅で作業することが増えたものの十分なスペースがなかったこと、駅から少し距離があり買い物などもやや不便だったことなどからついに引っ越しを決意しました。

都心からは以前より少し離れてしまいましたが、仕事部屋も確保できましたし、スーパーなども近くなって一気に便利になりました。その反面、近場で用事が全て済んでしまうので益々引きこもりが捗りそうで健康には悪そうです。まあ周囲には飲食店もたくさんありますし、駅が近くなったので状況が落ち着いたら休日なども気軽に出かけられるかなと思います。仮に通勤するとなっても以前より楽なんじゃないかと思います。

ただ、引っ越して半年以上経つのですが、まだ住所変更などの手続きが全部終わってない…。近隣で引っ越すだけでもこれだけ面倒なので、海外移住してる人たちは偉大だなと思いました。

仕事関係

今年も色々あったなーという感じですが、大きいところではトレジャーデータに入社した年から取り組んでいた(当初は自分の仕事ではなかったのですが成り行き上引き継ぐことになった)3年越しのマイグレーションプロジェクトをついに終わらせることができました。

いわゆる技術的負債の返済というやつだったんですが、依存コンポーネントが多かったり、普段のオペレーションにガッツリ組み込まれていたり、予期せぬトラブルがあったり、諸事情で何度も長期に渡って作業を中断せざるを得なかったりなど本当に大変でした。今は新たなマイグレーションプロジェクトが進行中なのですが、こちらは滞りなく完了できることを祈るばかりです。

他にもARMからの離脱だったり(短いARM人生だった…)、上司が変わったり、組織が変わったりなど色々ありましたが、まあなんとかやっています。引き続き丸一年間リモートワークでしたが、引っ越して仕事部屋を確保でき、年末にはデスクも広いものに買い換えたので去年よりは快適に作業できるようになりました。

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ただ、休日や深夜のトラブル対応などについては体力的に年々しんどさが増していくなという感じがします。1日徹夜作業をすると2〜3週間体調が戻らない感じ。プログラミングはともかくこういう部分でソフトウェアエンジニアの年齢による限界説はやはり事実なのかもしれないと思ったりしました。自分の体力の無さもあるとは思いますが…。

また、そういったことがなくてもリモートだと長時間作業してしまいがちなので、今年は積極的に休暇を取るようにしていました。社会人になってから一番休んだ年だったのではないかと思います。

OSS関係

今年もあまりアクティブに活動していたというわけではありませんでしたが、仕事の絡みもあってTrinoやApache RangerなどにいくつかPRを出してマージしてもらったりしていました。RangerはもともとClouderaで開発されたもののようですが、コードのクオリティがだいぶ厳しい感じなのと、GitHubではなくReview Boardを使ってレビューを受けないといけなかったりと割と面倒な感じでした。

GitBucketもホットフィックスを含めて4回だけのリリースでしたが、ついに100リリースに到達しました。今年はScala Love in the CityでGitBucketの発表させていただいたりもしました。また、Gitterでのサポートなども以前よりも活発にできたかなと思います。

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あとは会社で公開しているRuby用のPresto/Trinoクライアントのメンテナンスなどもしていました。業務でもRubyで書かれたコンポーネントに触らざるを得ない機会があるのですが、Rubyはまるでわからないので勘とコピペで凌いでいます…。

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他にも初めてGitBucketのユーザさんからのレポートがきっかけでsbtにPRを出したりなど、数は少ないですが今までとは違ったこともできたのはよかったかなと思います。

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読書

読書用端末としてiPad Miniを購入したので頑張って洋書を読むようにしています。今年読んだ本では以下のものが面白かったです。

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技術書以外では、ベンゲル監督の自伝であるMy Life in Red and Whiteは長年のアーセナルファンとしては必読という感じでした。Kindle版で読んだのですが、ハードカバー版やその後発売された日本語版も購入してしまいました。

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かなり今更感があるのですが、The Fourの原著を読んだりもしていました。

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また、クイーンズギャンビットの原作小説や舞台版ハリーポッターのスクリーンプレイなどを読みました。クイーンズギャンビットは古い作品ですしチェスのことも全然わからないのですが、臨場感があって面白かったです。Netflixのドラマも見てみたいと思いました。ペーパーバック一冊読み切るのもそれほど苦ではなくなってきたかなという感じですが、ビジネス書はともかく小説の類は普段読んでいる英語とボキャブラリが全然違うのでまだまだ読むのにかなり時間がかかります。

和書では去年から積んでいた三体をようやく読みました。技術書でも今年は仕事ではじめる機械学習 第2版やユニコーン企業のひみつ、詳説データベースなどオライリーの良書を読むことができました。特に詳説データベースは一周では到底理解しきれなそうなので繰り返し読んで理解を深めたいと思います。

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家から出ないので読書は趣味としてよさそうなんですが、歳のせいか最近は時間があっても本を読んでるとすぐに眠くなってしまうのでなかなか思ったほどは捗らなかったです。ただ、技術書以外の本を読むのは気分転換になってよかったです。

まとめ

今年も一年、基本的に引きこもっていたので仕事をするか本を読むくらいしかすることがなかったなーという感じでした。趣味でコードを書こうと思ってもPCを開くとついつい仕事をしてしまうのはよくないですね…。逆にPC開くと仕事をしてしまうので、休日は敢えてPCに触らない時間が増えました。

英語に関しては読書はしていたものの、オンライン英会話などはさすがに4年以上やってると飽きもあって最近は若干サボりがちになってしまっている感じ。仕事では周囲の日本人向け配慮もありそこまで困ることはなくなってきたんですが、逆にそれに甘えてしまっている部分もあるので気合いを入れ直して引き続き精進していきたいところです。

そういえばワクチン接種の際に数年ぶりに渋谷に立ち寄ってみたのですが、色々変わっていてビックリしました。あまり小綺麗になると渋谷らしくなくなってしまうような気もする一方、周囲のビルが次々と建て替えられていく中、前職勤務時から取り壊されるという話だった某ビルがいまだに健在だったりして笑ってしまいました。